「こどもはね、自分の大事な居場所は荒らさないものなのよ」
折に触れて、実感する言葉です。今週もこんなことが・・・
駄菓子や「くにちゃん」を開いて10年以上になります。
毎週土曜日の午後、こどもたちが無料で自由に遊べる場所を続けてきました。
小学1年生の子は10年たてば高校1年生です。
小学6年生の子が10年たてば22歳。立派な大人になっていますね。
10年以上の活動の中で、印象深い子が何人もいます。
ワルに憧れているような風貌の中学生、ひとりで何度か来て常連になった後、
「おい、友達連れてきてやったぞ」と似たような姿のおともだちとともに現れました。
・・・(小さい子たちが怖がらないかしら)
スタッフは様子を見守っていましたが、小さい子たちにとっては、威勢のいい遊んでくれるお兄ちゃんがいっぱい来た!って感じだったよう。
中学生たちも、こどもたちと遊ぶのがとても上手で、スタッフ一同感心したものでした。
「こどもはね、自分の大事な居場所は荒らさないものなのよ」
これは、駄菓子や「くにちゃん」を開いた当初から見守ってくれている教育者でもある友人の言葉。
今でもじーんと染み渡る言葉です。
そう。
今までに大きな喧嘩やもめごとは一切なく、
保護者の方からのクレームやお叱りも一度もなく、
毎週こどもたちであふれるこの場所を、みんな、大事に思ってくれてるんだなぁとうれしく思います。
先週はこんなことがありました。
駄菓子や「くにちゃん」の部屋の中ではカードゲームはしない約束になっていますが、
ときどき、そのルールを知らずに持ってきてしまう子がいるんですね。
その子に合わせた言葉で、「ここではしないでね」と伝えるのですが、
反抗期かな、聞きたくない気分だったのかな、もっと構ってほしいのかな。
その言葉が聞こえなかったふりをしてゲームを続けている子たちがいました。
スタッフみんな、気にしながら、でもそれ以上の注意はせずに、その子たちがどうするか見守っていたところ、
他のテーブルでのオセロ・将棋・坊主めくりの楽しそうな声につられたのか、
自然にカードをしまい、いつの間にかみんなの輪の中で笑っていました。
「こどもはね、自分の大事な居場所は荒らさないものなのよ」
今週も、10人くらいのスタッフが、こどもたちと遊ぶのを楽しみに待っています。
毎週土曜日13時~16時。
駄菓子を買っても買わなくても、無料で遊べる小さな部屋があります。
安心してのぞきに来てください。実は、リピーター続出です。


