わたし、頭の中でいろいろかんがえるのが大好き。
でも、かんがえていることを友だちに話すのはちょっとはずかしい。
変わっているね、とか、すごいね、とか、そういうことを言われるのは、なんだかイヤなんだ。
わたし、変わってないし、すごくもない。
私がかんがえているようなことと同じようなことをかんがえている人、いないのかな。
・・・
ぼく、このまちに引っ越してきてから学校が楽しくなくて、休んでる。
お父さんもお母さんも、家でいろいろ教えてくれるし、学校じゃない場所でおもしろい勉強をしているよ。
ただ、友だちができるといいな、とは思わないわけではない。
・・・
そんなふたりが、駄菓子や「くにちゃん」で出会いました。
初対面のふたりは、スタッフのさとみちゃんとカードゲームをしながらすこしずつ打ち解けます。
遊びながら、トランプの手品のタネを思いついては見せ合います。
(すごいね)ってちょっと引いた言葉じゃなく、身を乗り出すような気持ちで、
「ねえ、ともだちになろうよ」って心の声が、大人たちに聞こえるような、ふたりの表情。
違う学校に通う、ひとりとひとりが、週に一度、キラキラの時間を過ごし始めました。